あったかい家に住みたいな⑥

2月 壁の温度室内の温度計は22度を越えているのに、なんだか暖かくないなんてことはありませんか?
それは、室温と体感温度とは別だからです。
体感温度は、室温と壁・天井・床・家具などからの輻射熱の平均値をさします。
例えば、室温が22度だとしても、その他の壁・天井・床の温度が10度だったら、体感温度は16度になります。
これでは寒いはずですよね。

なんでこんなことがおきるのか?
その違いは断熱材です。ちゃんと断熱材を入れていないと、熱が暖→冷ほうへ動いていってしまうので、壁・床・天井があったまらないのです。
弊社のモデルハウスにご来場いただくと、床があったかいですよね。床暖入れてるんですか?
とよく聞かれます。
入れておりません(笑)
きちんと断熱をしている住まいは、仕上げ材の熱が逃げないのであったかいのです。
非接触型の温度計を準備しておりますので、一度モデルハウスでご確認ください。

自宅のサッシが・・・Σ(゚д゚lll)

2月 結露(内側)結露してる!!!

よくよく見たら、ガラスとガラスの間の結露でした。
自宅の複層ガラスの中には、乾燥空気が入っているのですが、その状態を保つために乾燥剤が入っています。
この乾燥剤がダメになった模様。
こうなると、ガラスの交換しかありません。

こういうこともあります。

あったかい家に住みたいな⑤

換気システムの種類
色々なメーカーさんから色々な換気システムが出ています。
が、住宅用の換気システムには大きく3つの種類があります。
①第一種換気システム
給気と排気をどちらも機械を使って行うもの
②第二種換気システム
給気を機械を使って行うもの。(クリーン室や手術室などで用いられています)
③第三種システム
排気を機械を使って行うもの

②の第二種換気システムは住宅にはあまり使われていません。
これは、室内が正圧になるため、壁体内結露の原因となるからです。なので第二種の話は置いておきます。

最近は、熱交換システムを使う第一種が増えてきているようです。
が、大永建設では第三種システムを採用しています。
その理由として、
①配管のメンテナンスをどうするのか?
家は建てたら終わりではありません。引渡しをした後、メンテナンスが始まります。
給気の配管、見たことありますか?
あそこから出た空気を吸うのかと思うと、ちょっと踏ん切りがつかないというのが正直な所です。
②エコだと言うけれども・・・。
第三種の排気口からでる様子をサーモグラフィーで見ると熱が逃げているのがよくわかります。
しかし、熱ロスと熱交換が必要ない中間期や、モーターを回すコスト、配管等のイニシャルコストを総合的に考えると山形ではなかなかエコになりません。
もっと寒い地域だと熱交換の威力が発揮されるんですけどね。

(ちなみに、ご要望があれば上記ご理解の上、熱交換を採用することもあります)

 

あったかい家に住みたいな④

空気の質
今や水もお金を出して買う時代です。
ミネラルウォーターはガソリンよりも高い(笑)
でも、なくてはならない空気の質って考えたことはありますか?

気密性の高い家は、呼吸出だした二酸化炭素や色々な家の臭いなどを計画的に外に出し、きれいな空気を室内に入れなければいけません。
(24時間換気は今やもう義務化になっています)

どこの新築の住宅にもある24時間換気システムですが、ただつければいいというものではありません。
隙間が多い家だと、掃除機のホースに孔が開いているようにうまく空気を外に出してくれません。
(なので、換気と気密はとても大切なのです。)
この換気システムがきちんと作動していないと、結露の原因にもなるのです。

 

健康・省エネシンポジウムinやまがた

2月 健康と省エネシンポジウム2月28日(日)に三川町にあるいろり火の里「なの花ホール」で開催されます。
ヒートショックのニュースが飛び交っていますが、住まいと健康は密接な関係にあります。
ちょっと遠いですが、いい家を建てるためにも是非ご参加ください。

詳しくはこちらのHPにて。

 

あったかい家に住みたいな③

断熱材だけでは暖かくはならない
いくら素晴らしい断熱材を入れていても、窓が開けっ放しだと、いくら暖房しても暖かくならないですよね。
隙間が多い家は、せっかくの暖房した熱を外に出してしまうことになります。
この家に隙間がどれくらいあるのかを示したのが、「相当隙間面積(C値)」です。
一般の住宅では、床面積1㎡当たりの隙間が9~10c㎡程度の隙間があると言われています。
※床面積40坪の家で約35~36㎝角の正方形の穴があいていることになります。
この数値が小さければ小さいほど、家の気密性が高い(隙間が少ない)ということになります。

どれくらい家に隙間があるのかは、検査をすることができます。
間取りも工法も建てた職人さんも何もかも違う注文住宅では、1棟1棟検査をして確認する必要があります。
ちなみに大永建設では0.2~0.5c㎡/㎡の結果が出ることが多いです。

断熱材をしっかり入れたのに、何かスースーするっという場合はこの隙間が多いのかもしれません。