どんな断熱材がいいのか?
断熱材と一言で言っても、色々な種類があります。
グラスウール・ロックウール・ポリスチレンフォーム・フェノールフォーム・羊毛・・・。
本当に沢山の種類があるんです。
(しかも、ボード状のものや吹き込むタイプなどによっても性能が違います)
あったかい家に住みたいなという方は、まずは断熱材の性能に注目です。
断熱材には、それぞれ熱伝導率という、どれくらい熱を伝えるのかという数値があります。
例えば、大永建設で使っている硬質ウレタンパネルの熱伝導率は0.024W/mkです。
この数値は、小さければ小さいほど性能が熱を伝えにくいということを表します。
では、熱伝導率が小さいものを、断熱材に使用すればいいのか?というとそう簡単ではありません。
例えば、熱伝導率が0.05W/mkの断熱材を100mm使った場合と
熱伝導率が0.025W/mkの断熱材を50mm使った場合とでは
同じ断熱力(熱抵抗)になるのです。
(熱抵抗は使用する断熱材の厚み(m)÷熱伝導率で計算されます。)
つまり、使用する断熱材の熱伝導率が悪くても、たくさん入れれば良いということです。
でしから、断熱材は何をどれくらいつかうのかに注目することが大切なのです。